公共の場所向けのOTTサービス

OTTサービスと言うとNetflix、Amazon Prime Video等のコンシューマ向けサービスを考えるが、ビジネス向けの多チャンネルサービスがある様にホテル等のロビー、バー、レストラン、ジム等の公共の場所に特化したOTTサービスもある。その1つが2019年にローンチしたAtmosphereで、今年の4月に$2500万ドルのベンチャー資金を得ている。AtmosphereはPluto TV等と同様の広告付きのリニア配信(FAST)で、チャンネルもRed Bull TV、America’s Funniest Video等、コンシューマ向けのFASTと同様である。違いは、公共の場所での配信権を得ているコンテンツを配信していることである。

ビジネス向けの多チャンネルサービスとは違い、Atmosphereの基本サービスは無料である。無料プラン以外に年$450と$750のプロ・プランがある。プロ・プランはストリーミング・デバイス(Apple TV)、専用のサポート、デジタルサイネージとしての利用が含まれ、$750のプランでは広告無しになる。ホテルではWestin、Hilton、レストランではMcDonald’s、Pizza Hut、Taco Bell、ジムではPlat Fitness、Anytime Fitness等がAtmosphereを利用している。