ATSC 3.0を使った多チャンネルサービスを提供しているEvocaは1つのチャンネルで放送可能な容量を増やす方法として偏波MIMOでの放送をテストした。テストはEvoca、Rohde &Schwarz、メディア・ソフトウェアのEnensys Technologies、放送アレイ技術のKathrein Broadcast、信号分析のAvateq Corporation、それに受信アンテナのTelevesの協力で行われた。偏波での放送は専用の受信アンテナが必要なので、通常の放送環境では採用することが困難だが、Evocaは加入者にSTBとアンテナを提供しており、実際の採用を考えている。
Evocaはまた、ATSC 3.0の機能を使ったストリーミング向けの緊急警報のデモを行った。FCCはストリーミング事業者にも緊急警報の提供を義務かするべきかを討論しており、ストリーミング事業者は提供は困難だとして反対している。EvocaのサービスはATSC 1.0/3.0、それにストリーミングのハイブリッドであり、そのSTBはATSC 3.0の緊急警報を受信し、ストリーミングでの視聴中でも警報を表示出来る事をデモした。
Evocaは現在、ボイシ(アイダホ)、コロラド・スプリングス(コロラド)、それにフェニックス(アリゾナ)でATSC 3.0を使った多チャンネルサービスを提供しており、5月中にトラバーズ・シティ(ミシガン)でもサービスを開始する。
