もし、数年後に2010年に最初に国際的に3Dで放送されたスポーツ中継は何だったかと聞かれたら、多分ワールドカップと答えると思うが、正解はゴルフのマスターズ・トーナメントで、アメリカのComcast、Time Warner Cable、Cox、Cablevision、カナダのShaw Communications、Bell TVだけでなく、オランダのUPS、スイスのCablecomが、マスターズを3Dで放送した。
3Dでの制作はESPNが行ったが、ESPNの3Dチャンネルを放送する事を発表しているDirecTVはこの中継を3Dでは行わず、また、Verizon、AT&T、Dishもマスターズを3Dで中継しなかった。中継をしたくてもマスターズの3Dでの中継の権利はComcastが取り、ComcastはケーブルTV事業者には無料で配信をしたが、他の多チャンネル事業者にはオファーされなかった。マスターズの開催されるオーガスタ(ジョージア)は、Comcastのサービス地域で、オーガスタ・ナショナルとComcastは30年以上の付き合いがあり、3Dの放送権はComcastに与えられた。
DirecTVはマスターズを3Dで放送する事は出来なかったが、メージャーリーグ・ベースボールの試合を3Dで放送する最初の事業者になる。DirecTVはYES NetworkとFSN Northwestとの協力で、7月11日にニューヨーク・ヤンキーズ対シアトル・マリナーズの試合を3D放送する。
