バーチャルMSO

Intel Mediaは、自社の回線を使わずにインターネットで既存のケーブルTVと同様のサービスを提供する「バーチャルMSO」のサービスを立ち上げようとしているが、Variety紙は、AT&Tも同様なサービスを検討していると報じている。AT&Tは最近、その利用者に対して、STBを使わずにIPデバイスからケーブルTVと同様な番組を見る事が可能になるサービスに興味があるかの調査を行なっている。AT&TはすでにIPベースのU-Verse TVサービスを行なっており、同様なサービスをインターネット上で行う事は可能である。しかし、自社の回線を使わずにインターネットに頼る場合、画質を保証する事は出来ない。また、既存の多チャンネル事業者との契約で儲けているコンテンツ事業者は、同じコンテンツをインターネットでの配信だからと言って安く提供する意思は無い。インターネットベースのケーブルTVのコストが、既存の多チャンネルサービスと同じであれば、利用者の関心は低いであろう。

Intel Mediaの計画は順調では無いとの噂が出ている。噂は、Intel Mediaの重要なエグゼクティブが辞職したことから出ている。MicrosoftのMediaroom部門から引き抜かれ、Intel MediaのVP EngineeringであったJim Baldwin氏は4月にIntel Mediaを辞めている。