2015年第1四半期におけるテレビ放送のライブ視聴者(2歳以上)は2.848億人で前年同期の2.854億人より60万人の減少をした。タイムシフト視聴者は1.827億人で、1年前の1.777億から500万人増えた。
Q1の月間平均ライブ視聴時間は151時間33分であった。2014年第4四半期の149時間14分から増えているが、前年同期の159時間7分から大きく減っている。タイムシフトを加えた視聴時間は167時間46分で、1年前の174時間39分から6時間53分減っている。ライブ視聴時間の減少は以前からの事であったが、タイムシフト視聴が増えてきた事でテレビ放送全体での視聴時間は増え続けて来た。しかし、ライブ+タイムシフトの視聴時間は2014年第2四半期から前年同期比で減少をし始め、これで4四半期連続の減少となった。
年齢別で、視聴時間の減少が最も高かったのは前期と同じ18~24歳である。Q1ではライブ+タイムシフト視聴は22時間45分も減少し、前期の18時間34分より大きな減少をした。前年同期比の視聴時間減少は2015年第1四半期の方が2014年第4四半期よりも、2~11歳以外では、全年齢層でも多く、これまでは減少が最も少なかった65歳以上でも42分の減少が出ている。
減少をしているのはテレビ放送だけではない。DVD/Blu-rayの視聴時間も前年同期比で9分の減少をし、月平均5時間36分になっている。これら媒体に代わり増えているのがオンラインビデオの視聴で、コンピュータでのビデオ視聴は30時間11分から30時間36分に増え、スマートフォンでのビデオ視聴は1時間37分から1時間53分へと増えている。Nielsenの統計では他のデバイスによりオンラインビデオの視聴時間は分からない。
若者の間では、テレビ放送視聴が大きくと減少しているのに対して、ラジオの視聴時間は大きな減少をしていない。ストリーミングでの音楽視聴は増えているが、自動車の運転中に聞く媒体は依然としてラジオが強い。18~34歳の週平均テレビ視聴時間は21時間55分で、50歳以上の47時間24分の半分以下である。しかし、ラジオの視聴時間は18~34歳では11時間5分、50歳以上では13時間50分でその差は少ない。どの年齢層でも平均的に使っている媒体はテレビでは無く、ラジオと言えるかも知れない。人口へのリーチ率もラジオは92.8%で、テレビの87.2%を上回っている。コンピュータの利用時間も18歳~34歳と50歳では殆ど変わりは無い。しかし、スマートフォンでは18~34歳が9時間53分で、50歳以上の5時間5分の倍近くなっている。

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