Nielsenの統計によると2014年第3四半期のテレビ放送視聴者数は2.851億人で、一人あたりの平均視聴時間は月149:14時間であった。視聴者数は前年同期の2.867億人から減少をしているが、2014年第3四半期の2.827億人から増えている。視聴時間もQ3の141:19時間から増えたが、前年同期の155:32時間からは6時間以上も減っている。タイムシフトの利用者は1年前の1.74億人から1.81億人に増え、タイムシフト視聴時間は14:40から15:26時間に増えた。タイムシフトの利用は増えたが、増加は1時間以下で、タイムシフトを視聴を加えても放送の視聴は減少をした事になる。
テレビのライブ視聴は横這いであったが、タイムシフトの増加により放送全体の視聴時間は増えてきたが、2014年第4四半期では大きくと減少に転じた。この放送全体の視聴時間の減少は特に34歳以下で明らかである。13年Q4から14年Q4の月間平均視聴時間は25-34歳では10:46時間、18-24歳では18:34時間、12-17歳では11:39時間、そして2-11歳では7:55時間の減少をしている。35歳以上では視聴時間の減少は少ない。しかし、テレビ視聴者の年齢層が高くなっている事は問題である。購買力の高い25-34歳、そして将来的な購買力のあるそれ以下の年齢層がテレビ放送を見なくなっているのであれば、スポンサーはテレビ放送から去っていくであろう。
テレビ放送の視聴が減っている理由は明らかであり、それはインターネットで配信されるビデオの視聴が増えているからである。どれほど増えているのか。Nielsenによるとコンピュータでのインターネットビデオの視聴は13年Q4の7:34時間から14年Q4の10:29時間に増え、スマートフォンでのビデオ視聴は1:23時間から1:42時間へと増えている。しかし、Nielsenの統計にはまだタブレット、ゲーム機、スマートTV、iSTBでの視聴は含まれていないので、オンラインビデオの視聴時間はもっと増えている。
Nielsenの調査ではアメリカのテレビ世帯の40.3%はSVODサービスを利用ししている。残りの59.7%の内訳はブロードバンドに加入しているがSVODには加入していない世帯が35.2%、ブロードバンドに加入していない世帯が24.5%である。SVODに加入している世帯の内訳は1つのサービスに加入しているのが27.8%、2つが9.9%、3つが2.6%となっている。最も利用が多いのがNetflixで、36%、次がAmazon Primeで13%、Hulu Plusは6.5%となっている。
テレビ視聴世帯の収入の中間値は$5.07万であるのに対して、SVOD利用世帯の収入は$7.49と高い。また、世帯主の年齢層はテレビ世帯では35歳以下が19%で、34-44歳が17%であるのに対して、SVOD利用世帯ではそれぞれ25%と24%となり、44歳以下が半分である。また、世帯に子供がいる率も全体が35%であるのに対して、SVOD世帯は45%である。

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