STBの標準化の為に、CAS(コンディショナルアクセス)を内蔵する事が禁止になり、CAS機能をPCカードとして提供するCableCARDが採用された。ケーブルTV事業者は、CableCARDはSTBの値段を高くするとして反対をしてきた。大手ケーブルTV事業者をCASをソフトウェアとして提供するダウンローダブルCAS(DCAS)の開発を行った。しかし、開発は困難で、ケーブルTV事業者はこれを諦め、DCASを大手で採用をしたのはCablevision Systemだけであった。しかし、最近、ダウンローダブルCASの採用が中小のケーブルTV事業者で増え始めている。DCASを開発しているベンダーの1社はBeyond Broadband Technology(BBT)で、同社のDCASはAtwood Cable等、7つの事業者が採用している。BBTのDCASに対応しているSTBは、現在InterTECH社の物だけだが、BBTは新たに2社と契約をした。大手ケーブルTV事業者はすでにデジタル移行をほぼ完了させているが、中小事業者では、これから本格的にデジタル移行をする会社も多く、DCASを含め、低コストでデジタル化をする為のソルーションに対して関心が強まっている。
