ギガビット・ブロードバンド

GoogleはKansas City(カンザス州とミズーリ州)でGoogle Fiberのサービスを2012年に開始した。2013年4月にユタ州プロボ市が運営していたiProvoと呼ばれる光ファイバーネットワークを$1で買い取り、ギガビット速度にアップグレードする事を発表した。同じく4月にオースチン(テキサス州)でもGoogle Fiberの提供を開始する事を発表している。現在、Google Fiberを広げるために34都市との交渉を行っている。交渉中の都市にはGoogleの本社があるシリコンバレーが含まれている。シリコンバレーでは、スタンフォード大学の近くで、限定した世帯に対して2011年にGoogle Fiberのテストとしてサービスを行っている。また、Googleの本社があるマウンテンビュー市では8年前から無料のWiFiサービスを提供してきた。しかし、このWiFiサービスは一部の地域を除き、閉鎖する事が決まっている。

Google Fiberの導入が決まっているオースチンはAT&Tの営業地域であり、同社は昨年12月にGigaPowerと呼ばれる高速ブロードバンドサービスを開始している。GigaPowerの速度は現在300 Mbpsだが、2014年中期には1 Gbspにアップグレードされる。オースチンでは2月にGrande Communicationsがやはりギガビットのサービスを開始しており、高速ネットワークの町になっている。Googleは最終的にいくつの都市とGoogle Fiber導入の契約をするかは不明だが、サンアントニオ市(テキサス州)はGoogleと初期的な契約を結んでいる。また、Googleの本拠地のマウンテンビューも優先候補になっていると思われる。

AT&TはそのVIP(Velocity IP)プロジェクトとして、そのLTEネットワークとU-Verseネットワークのアップグレードに手を付けている。VIPプロジェクトにより新たに850万世帯にU-Verseを提供する予定で、3月にはジョージア州のオーガスタでU-Verseがスタートした。U-Verseネットワークのアップグレートが予定されている地域はカリフォルニアも含み、対象世帯数を倍増する予定になっている。AT&TはすでにU-Verseサービスが開始されている地域では、回線速度を向上させ、クラウドDVRの提供を予定している。