LGとSamsungのショッパブルTV

LGとSamsungはThe Take.AI社の技術を採用した買い物可能なスマートTVを発表した。The Takeはリアルタイムでビデオをインジェストし、2.5億以上の製品、人物等のデータベースに照会し、人名、製品名、それに類似した製品を表示することが出来る。これを使い、スマートTVに映った

SonosもCTVに参入

オーディオシステム会社のSonosもストリーム・プレーヤーでCTV市場への参入を行う。The Vergeの記事によると、製品はPinewoodとのコードネームで開発されており、Netflix、Disney+、Max等のサービスを1つのソフトウェア環境で検索、視聴可能にする。Pinewoodは

SharpがXumo TVを発表

アメリカで初めてTiVo OSを採用したスマートTVを発表したSharpは、次にComcastとCharterのジョイント・ベンチャーのXumo OSを搭載したテレビも2025年春に出荷する。SharpのXumo TVのライナップは50、55、65、75、85インチのモデルで構成される。Xu

WBDがTVネットワークを別組織化

ComcastがケーブルTV向けネットワークを別会社としてスピンオフすることを発表したのに続き、Warner Brothers Discovery(WBD)も放送ネットワーク事業を別組織にする。TBS、TNT、Discovery等のネットワークは新しい組織に移り、映画とテレビ番組のスタジオと

高騰している多チャンネルサービスの価格

vMVPDのYouTube TVが$10上がり、月額$82.99になる。既存のケーブルTV、あるいは衛星チャンネルと同様な料金になっているように見えるが、そうではない。既存のMVPDサービスの料金の値上がりしており、WBR Insightsによると、2022年で$147になっている。2019年の$96から3年間で52%の値上げである。2025年では当然、これよりも高い価格になっている。しかし、サービスの内容が良くなっている訳では無い。コードカッティングが進む中、TVネットワークは多チャンネル向けネットワークの数を減らし、再送信契約料を高くしている。2019年では平均192チャンネルあったのが、2022年には190チャンネルに減っている。チャンネルあたりの値段は2019年は$0,50であったのが、2022年で$0.77になっている。多チャンネル事業者は減っているチャンネルを向けFASTチャンネルでリプレースしているので、実際の多チャンネル向けネットワークの値上げはもっと大きいことになる。