DisneyがHuluの運営権を得る

HuluはDisneyのOTT戦略には欠かせないサービスであるが、Comcastが33%の株を持ち、完全な運営権は無い。例えば、ESPN+、Disney+とHuluをパッケージ化して売りたくても、Comcastが反対すれば出来ない。また、新たなコンテンツのために、Huluに投資をしたくてもComcastの同意が必要になる。しかし、強制的にComcastからHulu株を買おうとすれば、ComcastはNBCUniversalのコンテンツをHuluに提供しなくなるリスクがある。また、Comcastとしても最低でも自社のSVODサービスを2020年に開始するまでは、Huluを利用したいが、それ以後は自分のSVODでNBCUniversalのコンテンツを配信したく、Huluに独占配信権を与えることは出来ない。

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