DirecTV Now

AT&Tの次世代プラットフォーム

AT&Tは夏からクラウドベースの次世代ビデオサービス・プラットフォームのテストを開始する。最初に行われるのはOTT多チャンネルサービスのDirecTV NowへのクライドDVRの追加で、夏にテストを行ない、年内に正式にサービスに追加される。クラウドDVRの機能は衛星放送のDirecT

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OTT多チャンネルサービスでの地上波

6つのOTTベースの多チャンネルサービスが始まっているが、まだ4大ネットワークをすべての地域で同時配信しているサービスは存在しない。これまで同時配信が行われてきたのはネットワークが局を保有する地域に限られていた。加盟局は独自に制作、あるいは調達した番組も放送しており、その権利処理が問題になる。また、ネットワークと加盟局間の収益分配も問題であり。

CBSはAll Accessで同時配信を行っており、その場合は加盟局に対してその地域の加入者からの収入をシェアする事で契約をしている。CBSは同様な契約でOTT多チャンネルサービスでも加盟局の多くと同時配信の合意をしている。しかし、CBSが求める再送信契約は高価で、Sling TV、DirecTV NowはCBSと契約していない。しかし、CBSもOTT多チャンネルサービスで同時配信をする事に積極的になっており、最近、FuboTVと契約をした。FuboTVとの契約にはCBSだけでなく、CBSとTime Warner合弁の地上波ネットワークのThe CWも含まれており、早ければ夏の終わりまでには一部の地域でThe CW局をOTT多チャンネルサービスでも見る事が可能になる。これは、4大ネットワーク以外で最初のOTT多チャンネルサービスでの同時配信となる。

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AT&Tが固定5Gのテストを開始

AT&Tはテキサス州オースティンで5Gを使ったDirecTV Nowの配信テストを開始した。テストの期間、規模は発表されていないが、AT&Tはこれらのテストを基にし、5Gベースの固定ブロードバンドと多チャンネルサービスを開始して行く予定。また、AT&TはLTEベースの

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DirecTV Nowの加入者数

AT&TのOTT多チャンネルサービスのDirecTV Nowは12月に開始、1ヶ月で20万の加入者を加え、注目された。しかし、Bloombergの記事では2月には加入者を失い、3月も成長は無かった。料金は安く、1週間の試し期間もあり、これらサービスに加入する事は容易である。しかし、脱

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HuluもOTT多チャンネルサービスに参入

HuluもついにOTTベースのバーチャル・多チャンネルサービスへ参入した。サービスはベータとなっているが、機能が限定されていることはなく、誰でも加入する事が出来る。Hulu with Live TVの料金はOTT多チャンネルサービスとしては平均的な$40で、主要な50程度の多チャンネルサービスネットワーク、4大地上波ネットワーク、HuluのSVODサービス、それに50時間のクラウドDVRが含まれる。地上波の同時配信はネットワークと加盟局が契約出来ている地域に限られる。有料追加チャンネルとしてはShowtimeが$9で提供されている。Huluに投資しているABC、NBC、Fox系の主要な多チャンネルサービスのネットワークはあるが、MTV、Nickelodeon、Comedy Central等のViacom系ネットワーク、AMC系ネットワーク、Discovery系ネットワーク、それにShowtime以外のHBO等の有料チャンネルが無い。

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DirecTV NowがStarzを追加

AT&TのOTTベースの多チャンネルサービス、DirecTV Nowは有料オプションチャンネルとしてStarzを月額$8で加えた。DirecTV Nowは通常の多チャンネルサービスより安い値段でプレミアムチャンネルを提供するのが戦略のようで、HBOは$5で提供している。既存の多チャン

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OTT多チャンネルサービスの課題

OTTがベースの多チャンネルサービス市場には、Sling TV、PlayStation Vueに続き、12月にDirecTV Nowが加わり、数ヶ月以内にHuluも加わる。提供されているチャンネルはケーブルTV等の既存の多チャンネルサービスより少ないが、チャンネル自体は同じである。しかし、1つ決定的な違いがある。それは地上波再送信の不在である。既存の多チャンネルサービスには地上波再送信義務があり、地域の地上波すべてを再送信しなければならない。放送局は再送信義務を辞退し、多チャンネルサービス事業者と有料契約をする事が出来る。交渉が難航することもあるが、多チャンネルサービスで再送信をしない事は地上波を多チャンネルサービスで見ている世帯(全米で85%)を失うことであり、ほぼすべての地上波局は多チャンネルサービスで再送信されている。

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AT&Tは5GでDirecTV Nowをテスト

AT&Tは2017年に5Gのテストを開始する事を発表した。最初のテストはオースチンとインディアナポリスの2都市で行われるが、これは本当の5Gではなく、LTE-Advanced Pro(4.5G)へのアップデートである。2017年中には一部の地域で理論的最大速度1 Gbpsを可能にする

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AT&TがDirecTV Nowを開始

AT&Tは11月30日からOTTベースの多チャンネルサービス、DirecTV Nowの提供を開始した。DirecTV Nowは$35からスタートし、4つのパッケージがある。$35で100チャンネルと言われていたが、$35のパッケージのチャンネル数は60でしかない。しかし、プロモーション期間中は$100チャンネルのパッケージ(通常$60)が$35で提供される。

$35のパッケージ(Live a Little)にはESPN、Fox News、CNN、MSNBC、FS1、Discovery、Disney等の加え、一部の地域で、ABC、Fox、NBCの地上波が含まれる。CBSは含まれていない。CBSはPlayStation Vueにあるが、Sling TVにも無い。基本パッケージの金額はSling TV($20と$25)より高く、PS VueのAccess($40)より安い。チャンネル的にはSling TVのOrange + Blue($40)、あるいはPS VueのCoreに($45)近く、コストパフォーマンスは若干高い。しかし、DirecTV NowにはDVR機能が無い。PS Vueは28日間の録画機能があり、Slingは100時間に録画機能を追加する予定である。

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DirecTV Now

AT&TがOTTベースでの多チャンネルサービスを主流にし、DirecTVの衛星サービスを2020年までに終止するとの報道があったが、その信憑性は低い。もし、AT&Tがこれを実施するのであれば、最低でも自社の営業地域で高速ブロードバンドサービスを導入して行く必要がある。サービスを提供する上では自社で回線を持つ必要は無い。しかし、DirecTV Nowの加入者がケーブルTV事業者のブロードバンドサービスを使っていたのでは、ケーブルTVを事業者を儲けさせるだけであり、AT&Tの儲けにはならない。

AT&TはUverse TVを含め、光ファイバーへの投資を止めており、再開する意図は無い。5Gを使う事は可能であるが、2020年までに十分な普及をさせるのは難しい。もし、OTTでのサービス提供が目的であれば、DirecTVを買収する必要は無く、Uverse TVのOTT化でよく、わざわざ$484億をDirecTVに使う必要は無かった。

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