Comcast

CES 2017: Comcastの動き

これまでComcastはNCTAのINTX(元のThe Cable Show)が大きな発表の場であったが、INTXが無くなり、今年はCESでの動きが目立った。Comcastは同社のスマートホームサービスのXfinity HomeのベースになっていたiControlを買収しており、そのソリューションをX1と同様にCox、Rogers等のケーブルTV事業者にライセンスする事を発表した。Xfinity HomeはSands館でそのソリューションを展示していた。

Comcastはまた、XB6と呼ばれるDOCSIS 3.1をサポートするゲートウェイを発表した。XB6はスマート・ゲートウェイでホームネットワーク/WiFiの導入と管理をシンプルにする。スマートフォン、タブレット、ストリーミング・プレーヤ等のIPデバイスの普及で家庭内全体のWiFiが不可欠になっている。これまでのデバイスで家庭全体のWiFiネットワークの構築を行うには、ネットワーク技術の知識が必要であった。すでに、GoogleのOnHub等の家庭全体のネットワーク構築を簡単のするスマート・ルーターが発売されているが、Comcastのスマート・ゲートウェイは設置のスマート化だけでなく、勉強時間には子供のデバイスからのアクセスを制限する等の機能が加わっている。XB6はArrisとTechnicolorが製造する。

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RogersがX1採用を決定

カナダのケーブルTVの事業者のRogers CommunicationsはComcastの次世代プラットフォームのX1を採用する決定をした。RogersはIPベースのサービスへの移行を予定しており、ハイブリッド型のX1を使いIP化を進めていく。Rogersは2015年からX1の採用を検討していると発 続きを読む →

X1でSling TVが利用可能

Comcastはその次世代STBのX1で最近、Netflixの利用を可能にした。Comcastは他のOTTサービスもX1で利用可能になると語っていたが、Netflixに続くサービスとしてDishのSling TVが対応になった。X1を利用するのにはComcastのケーブルTVサービスへの加入が必要で 続きを読む →

Comcastの加入者は3.2万世帯増加

ComcastのケーブルTVサービスへの加入者はQ3に3.2万世帯増えた。大きな増加では無いが、加入者の減少は止まっている。加入者の48%に普及しているX1に対する満足度が加入者の増加の大きな理由とされている。ブロードバンド加入者も33万世帯増えた。しかし、加入者増加はケーブルTV業界全体の事ではない。Time Warner CableとBright Houseを買収したCharterは4.7万世帯を失った。以前からのCharterサービスへの加入者は増えているが、料金体系の統一等でこれまでのTWC、Bright Houseの地域では値上げ、あるいはパッケージの変更があった事で、加入者が減っている。

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ComcastとNetflixの提携

ComcastはX1上でのNetflix提供のベータテストを開始した。テストの規模は発表されていないが、X1でNetflixのアプリが走るだけでなく、X1の検索機能でNetflixのコンテンツを探す事が可能になる。また、X1からのNetflixに加入する事も出来る。その場合の支払いはComcast経 続きを読む →

Comcast Watchableもオリジナルを開始

Comcastがモバイル端末とX1向けに提供している若者向けの広告ベースのOTTサービスWatchableは8月から3つの短編オリジナル番組の配信を始めた。番組はRefinery29、Mitu、Cut.comの制作した物で、4分から9分程度の長さである。現在、Watchableには350の番組、合計 続きを読む →

ComcastとNetflixが協力

ComcastはSTBからNetflixの視聴を可能にする。Netflixの利用が可能になるSTBはIPにも対応し、アプリを走らせる事が可能なX1で、X1の普及はComcast加入世帯の40%を超えている。これまでにSuddenlink等の中小事業者に加え、Dish NetworkがSTBからNetflixを利用可能にしているが、Netflixからの支払いは無い契約であった。これに対して、Huluは多チャネルサービス事業者との再販契約を開始しており、Cablevision等がHuluの提供を始めている。ComcastとNetflixの契約の内容は公開されていないが、NetflixからComcast経由の加入者に対する支払いが含まれていると推測されている。

Netflixが多チャネルサービス事業者のSTBからのアクセスを求めている理由は明白である。Netflixの加入率は世帯の50%に近づき、成長速度は遅くなる。ブロードバンドがあり、そしてNetflixをテレビで見るためにApple TV等の設置が行える、テクノロジーに強い世帯の多くにはNetflixは普及しており、今後の成長を支えるのはテクノロジーに弱い世帯へのアピールが必要になる。既存の多チャネルサービスのSTBからNetflixが見られるようにする事で得られる潜在視聴者層は大きい。

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VRの話題

Comcast VenturesはVRゲーム開発者のKite & Lightningのシードラウンドで250万ドルの投資をした。Kite & LightningはLionsgateの映画「Insurgent」、NBCのコンテスト番組「The Voice」等向けのVRコンテンツをこれま 続きを読む →

Dish加入者が大きくと減少

衛星事業者のDish Networkの加入世帯は第2四半期に28.1万減った。Dishの加入者数は衛星放送のDISHとOTTのSling TVが含まれている。Sling TVの加入世帯数は5万増えたと推定されており、DISHは33万世帯を失った事になる。Dish Networkの問題はこれだけでない 続きを読む →

4K放送のテスト

衛星事業者のSESは同社のUltra HDプラットフォームを使い、5社のアメリカのケーブルTV事業者(Cable America、Golden West Telecommunications、MTC Cable、Sjoberg’s Cable、ATMCの5社)が年内に4K放送のテストを開始すると発表 続きを読む →
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NSI ResearchとThe Compassについて

NSI Research, Inc.は1987 年に米国のシリコンバレーに設立された情報・通信・放送技術分野のマーケット調査とコンサルティング・サービスを提供する会社です。

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