Aereo

新たな地上波放送の同時配信サービス

AereoとFilmOnは地上波放送局と再送信契約をせずにインターネットで同時配信行ったが、最高裁で違法と判断された。しかし、無契約で合法に地上波同時配信は出来ると信じている人はおり、新たにSports Fans Coalitionと言う団体が「Locast.org」(LocalとBroad

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FilmOnとFox等が和解

FilmOnとAereoは2012年に地上波を無断でインターネットで配信するサービスを始めた。どちらも、加入者の数以上の小型アンテナで構成されるアンテナアレイで放送を受信し、それをIP変換し、有料で配信した。加入者1人に対して1つのアンテナがあるので、共同アンテナで受信した放送の再送信ではな

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元Aereoのブロードバンドサービス

契約なしで地上波の再送信をインターネットで行い地上波ネットワークを敵にしたAereo設立者のChet Kanojiaは、今後はケーブルTV事業者を敵に回そうとしている。同氏は、Starryと呼ばれる会社を設立し、固定無線ブロードバンドサービスを開始する計画を発表した。Starryサービスは通

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インターネットでの地上波再送信

2015年7月にカリフォルニア法廷はAereoと同様にインターネットで地上波再送信を行おうとしているFilmOn Xに対して、インターネットでの地上波再送信はケーブルTVの地上波再送信と同様であり、再送信事業者に強制実施許諾権があるとの判断を下した。しかし、11月にはワシントンDC法廷は、こ

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TiVoがAereoのトレードマークを得る

破綻したAereoの資産の競売が行われた。Aereoへの投資総額は$1億ドルであったが、競売の売上は200万ドルにも達しなかった。最も金を使ったのはTiVoで、$100万でAereoのトレードマーク、ドメイン名、それに加入者名簿を得た。機器の殆どはAlliance Technology So

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Aereoの資産売却

法廷は倒産したAereoの資産を競売する事を許可した。最高裁が同社のサービスを違法と決定した時点でのAereoの資金は$360万でしかなかったが、機材などの資産は$2050万と推定されている。しかし、ABC、CBS、Fox、NBCはAereo同様なサービスが行われるを危惧し、配信に使われた機

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ギブアップしていないAereo

最高裁によりそのサービスは非合法と判定され、Aereoは事業を中止しているが、降参したわけではなく、今までニューヨークとボストンのオフィスは開いていた。しかし、サービスをすぐに再開できる可能性は少なく、ボストンのオフィスの閉鎖が決まった。Aereoは43人をレイオフするが、ニューヨークのオフ

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Aereoはカムバック出来るのか?

そのサービスは非合法と最高裁より判定されたAereoはサービスを中断しているが、生き残る方法を模索している。1つは、地上波局と契約し、再配信を行う方法である。最高裁は、Aereoの事業はケーブルTVに類似してと述べている。Aereo(それに同様なサービスを提供してきたFilmOn)は、ケーブルTV事業者であれば、地上波局には再送信契約の交渉をする義務があると語っている。最高裁はAereoのサービスはケーブルTVに似ているとは言ったが、ケーブルTVだと断言した訳ではない。通信法上のケーブルTVの定義は「閉鎖されたネットワーク」を使ったビデオサービスであり、裁判所は過去にインターネットビデオはケーブルTVではないと判定をしている。Aereoが同社はケーブルTV事業者と定義されたとのコメントに対して、Copyright Office(米著作権局)は著作権法上、インターネットでの地上波放送の再配信とFCCの規制化にあるケーブルTVでの再配信とは異なる、最高裁の今回の決定はこれを覆していないと発表している。

再送信の交渉に応じる義務があったとしても、Aereoが合意出来る契約内容になる事は保証されない。ケーブルTV事業者には地元の放送局の再送信を行う義務(Must Carry)がある。この規制内で行われる再配信に対して、局は報酬を求める事は出来ない。しかし、地上波局にはMust Carryの対象にならない事を指定する権利がある。主要な局はすべてMust Carryの対象から外れており、契約金無しでの再配信は出来ない。

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DISH Hopperの差止めは却下

第9控訴裁判所は、Foxが求めていたDISHのHopper DVRのサービスの差止め請求を否定した。FoxはDISHのHopper DVRが提供する自動的に広告を排除する機能は違法だとして、サービスの停止を求めたが、2013年に裁判所はこれを却下した。Foxは上訴し、上訴の中では新たにHop

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Aereoは違法

最高裁は6-3でAereoが提供してきたサービスは著作権を犯しており、違法だとの判断を出した。Aereoは地上波の再送信を無断で行ってきた。同社は、加入者の数以上の小型アンテナのアレイで構成されるアンテナで放送を受信し、それをIP変換し、月$8の料金で配信していた。Aereoは、1人の加入者に1つのアンテナがあり、1つのアンテナで受信した放送を複数の視聴者が見ているのでは無いので、著作権には触れないと主張してきた。CablevisionのネットワークDVRを合法と判断したニューヨーク裁判所は、Aereoのサービスも合法とした。しかし、カリフォルニア等は同様なFilmOnのサービスを違反と判断し、結論は最高裁に委ねられていた。

最高裁はAereoのサービスは公共の公演であると判断した。Aereoは機器だけ提供して、利用者が配信を行っているのではなく、それ自体が配信を行っており、実質的にケーブルTVと同じであると判断し、再送信には許可が必要をした。

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