競売

放送チャンネルの再編成

FCCは競売した放送チャンネルの周波数帯を通信事業者が利用出来るようにする為のチャンネル再編成(Repack)の為の$10億の支給を開始する。競売されたチャンネルを開放する為に1000近い放送局の周波数が変わる。これを完了させるためにFCCは放送局とその再送信を行う多チャンネルサービス事業者に対して助成金を出す。放送局は費用の62%、多チャンネルサービス事業者は52%を得ることが出来る。この為に計上されている予算は$17.7億だが、これを超すことは確実でFCCの最新の見積では$18.6億になっている。今回、支給されるのは最初の段階で必要な費用分の$10億である。

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放送チャンネルの再編成

周波数競売後のチャンネルの再編成(Repack)は10フェーズに分けて行われる。この費用は競売売上金の中から政府が出し、その予算として$17.5億が計上されている。チャンネルを変える必要のある放送局がFCCに提出した見積総額は$21億で、予算を超えている。FCCは各局の見積を検討し、支払い金額を通知するが、予算を超える可能性は高く、FCCのパイ委員長も$17.5億では不足すると議会に予算追加を求めている。チャンネル移転の経費はフル出力局とクラスAの低出力局(LPTV = Low Power TV)だけに支払われ、営利局は経費の80%、非営利局は90%を受け取る事が出来る。

クラスA以外のLPTV局に対しては移転経費の払い戻しは無い。LPTV局にはさらなる問題がある。Repackは10フェーズで行われれ、完了した周波数を落札した通信事業者が使えるようにするが、Repackをする事無く、一部の地域ではすぐに通信で利用可能な周波数もある。最も多くのライセンスを落札したT-Mobileはこれらの周波数をすぐに明け渡す事を求めている。FCCはこれを認める方向であるが、これにより一部のLPTV局が放送を続けられなくなる可能性がある。

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競売した局の放送免許売買

先月の「NAB 2017」の記事の最後に書いたが、ロサンゼルスのスペイン語局のKBEHは競売後に放送免許を売ろうとしており、それに対する放送事業者の支持が増えている。Hero Lisensco社は競売に参加し、KBEH局の放送地域を返上して$1.47億を得た。KBEHは放送帯域返上後も放送を

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インセンティブ・オークションが完了

インセンティブ・オークションの最終段階である周波数帯域の割り当てを決める競売も終了し、FCCから結果の発表があった。最も多くのライセンスを競り落としたのはT-Mobileで416地域中の414地域で合計1,525ライセンスを$79.9億で落札した。2番めはDish Network系のParkerB.comで486ライセンスを得た。ParkerB.comは$62.1億を使った。Comcastは$17.2億で72地域で、73ライセンスを得た。Comcastは同社のケーブルTV営業地域以外では帯域を購入していない。

Dishは過去の競売でも周波数帯域を買っているが、まだ通信サービスは始めていない。通信事業を開始しないと以前に購入した周波数帯域を取り上げられる可能性があり、急場しのぎに低速のIoT向けのサービスを始める様である。

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放送周波数帯の競売が完了

放送局が使っている周波数帯域を返上させ、それを競売するインセンティブ・オークションの第2ステージが完了した。放送局が権利をいくらで売るかを決める、第1ステージは124 MHzを対象に始まった。しかし、124 MHzの第2ステージのフォワード・オークションでは放送事業者の付けた値段は売値を超え

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競売は今ラウンドで完了

テレビ放送の周波数帯域競売は第4ラウンド(84 MHzが競売対象)で完了する事が確実になった。1月13日に終了したリバース・オークションは第3ラウンド(108 MHz)の$200億ドルの半分の$100億に下がった。フォワード・オークションは1月18日に始まっている。競売されるのは84 MHz

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放送帯域競売は第3ラウンドも不成立

アメリカ政府は放送事業者から周波数帯域を買い上げ、それを通信事業者に競売する。しかし、第1ラウンド(競売対象126 MHz)、第2ラウンド(114 MHz)、そして第3ラウンド(108 MHz)でも、競売額が売り手(放送事業者)が求める金額に達する事は無く、不成立に終わっている。第3ラウンド

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放送周波数帯域競売

放送周波数帯域を通信事業者に競売する為の2回目のリバースオークションが完了し、フォーワードオークションが開始した。リバースオークションは放送免許を持つ放送局が帯域を返上する為の金額を決める物で、1回目のリバースオークションは126 MHz(内26 MHzはガードバンド)を対象に行われ、最低金

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放送帯域競売は失敗

放送周波数帯域の競売は最低価格の$884億に達する事が出来なく27ラウンドで終了した。総額はネットで$225億で最低価格の4分の1にしか達しなかった。FCCは競売する周波数帯域を126 MHzから114 MHzに引き下げて、リバースオークションを再度行う。2回めのリバースオークションは9月1

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放送波の競売は8月16日開始

放送局は返上する放送周波数帯域の競売は8月16日に開始する。99の会社が競売に登録したが、前払金を払い、参加する事が出来る会社はAT&T、Verizon、Comcast、Dish、T-Mobile等の大手を含んだ62社となった。すでに終了したリバースオークションでは放送局が126 M

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