ATSC 3.0でのVR配信

VR VideoとWheresMyMediaは共同でLiveWorksと呼ばれるVRコンテンツをATSC 3.0規格で配信するアプリケーションを開発した。プロジェクトはNABのR&D推進組織のNAB PILOTからの$15万ドルのシード金でスタートした。VRの普及には配信方法も重要な

DishのAirTVの新製品

Dish Networkは同社のOTT多チャンネルサービスのSling TVで地上波放送を見ることを可能にするチュナー内蔵のストリーミング・プレーヤ、AirTVの新製品を発表した。これまでのAirTVと同様にAndroid TVを内蔵し、Netflix等のOTTサービスも見ることが出来る。さ

FCCがATSC 3.0を承認

FCCは次世代放送規格としてATSC 3.0を承認した。これにより、放送局はIPベースで、4K、モバイル放送、ターゲット広告等の新しい機能を可能にするATSC 3.0での放送を開始する事が出来る。ATSC 3.0は低迷している地上波放送を立ち直らせる技術として期待されており、放送事業者のSinclair、放送事業者コンソーシアムのPearl Group等の放送局会社が導入を進めている。Sinclairはその子会社のOne Mediaを含めた全局でATSC 3.0での放送を2018年から開始する。また、地上波放送局代表のNational Association of Broadcaster(NAB)と家電メーカー代表のConsumer Technology Association(CTA)はFCCからATSC 3.0のテスト放送を行う許可を得、Tribune社が持つシカゴのWJW(Fox加盟局)でテスト放送の開始をする。

テレビ放送の視聴時間

2017年第2四半期の月間平テレビ視聴時間(ライブ+タイムシフト)は第1四半期から13時間9分減り、128時間21分であった。秋の新番組が終る第2四半期は毎年、視聴時間が減る時である。通常では第1四半期が最も視聴時間が長い時期であるが、今年は第4四半期から視聴時間は増えず、テレビ視聴時間の減少傾向が明らかになっている。


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