放送が抱える大きな問題

4月に開催されたNABの参加者数は103,012人で、昨年(103,119人)とほぼ同じであった。出展者数は 1,874社で、昨年の1,789社より5%増えた。NABの大きな話題はIPへの移行であった。IP化はここ数年の話題であるが、昨年のNABでDisney/ABCがプログラミングから送出までフルIP化する事を発表したように、将来の技術では無く、現実的なソリューションになっている。

IP化の背景にはテレビ番組の視聴が放送からストリーミングに急速に進んでいる事がある。先月号で書いた様に、テレビ放送(ライブ+タイムシフト)視聴の時間が減っており、特に12歳から34歳での視聴時間が大きくと減っている。

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